Modular and Constraint-Based Information Flow Inference for an Object-Oriented Language
ライブラリも考慮して情報流解析の型推論をできるようにする、という論文。セキュリティレベルをパラメータ化したり、メソッドのシグネチャを取得する部分を工夫したり。これの元になってる論文はよく知ってるけど、順当な進化という感じ。ただ、型付け規則の細かいところまでは追いきれず。
author="Qi Sun and Anindya Banerjee and David A. Naumann",
title="{Modular and Constraint-Based Information Flow Inference for an Object-Oriented Language}",
booktitle="Proceedings of the Eleventh International Static Analysis Symposium",
publisher="Springer",
volume="3148",
series="LNCS",
pages="84--99",
year="2004"
Assertions to Better Specify the Amazon Bug
Web アプリケーションでブラウザの Back ボタンで戻って submit すると画面に見えてるのと実際に送信されるデータが異なる可能性があるからどうにかしたいよね、という論文。ちょっと古いから今もそのまま当てはまるかは不明。論文で書かれてるのは、設計レベルで assert として表示と裏で送るのが同じであることを記述しましょう、ということだけ。実装の話は何もないけど難しいのはむしろ実装だろうと思う。
author="L. Baresi and G. Denaro and L. Mainetti and P. Paolini",
title="{Assertions to Better Specify the Amazon Bug}",
booktitle="SEKE'02",
publisher="ACM Press",
pages="585--592",
year="2002"
本
クラウド ― グーグルの次世代戦略で読み解く2015年のIT産業地図、小池良次 著、インプレスR&D
読了。微妙。技術的にはクラウドと関係ない、あるいはクラウドである必然性のない話もいろいろ出てきていまいち。こういう本を読むと「クラウド」ってまだバズワードかなという印象。サービスの利用者にしてみれば、必要なサービスが適切なコストで利用できればいいわけでクラウドで提供されてるかはどうでもいい。サービスの提供側にとっては大きく変わるだろうけど、その辺がまだあまり区別されてないのかなという感じがする。
キーボード
HHK は x の下に Alt キーではなくて半角/全角キーがあって Emacs が使いにくくて仕方ないので AutoHotkeyの Remap 機能を使って Alt キーに割り当て。IME の on/off は Ctrl+\ にしてるから困らないし。設定ファイルは sc029::LAlt と一行書くだけ。
Efficient Type Inference for Secure Information Flow
制約解消ではない方法で型推論を行うという論文。やり方としては、型付け規則を Datalog という論理型言語に基づくデータベースクエリ言語で記述するというのが中心。あとは効率の良いアルゴリズムの話ばかり。
author="Katia Hristova and Tom Rothamel and Yanhong A. Liu and Scott D. Stoller",
title="{Efficient Type Inference for Secure Information Flow}",
booktitle="PLAS'06",
publisher="ACM Press",
pages="85--94",
year="2006"
Explaining Type Errors In Polymorphic Languages
前読んだ論文の発展みたいな論文。プログラム中の各構文要素(あるいは構文木の各ノード)がなぜその型を持っているか、型変数の値はなぜその値になったのか、といった説明文を生成する。何をやってくれるかは何となくわかるけど、どうやってるかは不明。
author="Mike Beaven and Ryan Stansifer",
title="{Explaining Type Errors In Polymorphic Languages}",
journal="ACM Letters on Programming Languages and Systems",
volumn="2",
number="1-4",
pages="17--30",
year="1993"