プログラミング言語のスコープ階層を反映した構造化解析器
C 言語のような単純なレキシカルスコープではなく、クラスやパッケージなどによるスコープを上手く扱うことができる構文解析系の話。処理の順序として、プログラムを上から順に処理するのではなくて外側から順に処理していく感じになる。論文を読むだけだとピンと来ないところもあるけど、何かに実際に応用してみてもいいかも。
author="神谷 年洋 and 石尾 隆 and 井上 克郎",
title="{プログラミング言語のスコープ階層を反映した構造化解析器}",
booktitle="DSW2004",
publisher="日本ソフトウェア科学会",
pages="159--168",
year="2004"
Modular and Constraint-Based Information Flow Inference for an Object-Oriented Language
ライブラリも考慮して情報流解析の型推論をできるようにする、という論文。セキュリティレベルをパラメータ化したり、メソッドのシグネチャを取得する部分を工夫したり。これの元になってる論文はよく知ってるけど、順当な進化という感じ。ただ、型付け規則の細かいところまでは追いきれず。
author="Qi Sun and Anindya Banerjee and David A. Naumann",
title="{Modular and Constraint-Based Information Flow Inference for an Object-Oriented Language}",
booktitle="Proceedings of the Eleventh International Static Analysis Symposium",
publisher="Springer",
volume="3148",
series="LNCS",
pages="84--99",
year="2004"